わたしは、 君に 噓をつく

「お母さん、大丈夫ですか?」
周りの人から、よく聞かれた。

私は、 ためらいもなく 平気で噓をつく。

「大丈夫です。」 と、…笑って。

   ガラスの靴の記憶
 ~ Crystalia Words ~


涙がこぼれそうな日も、
くじけそうな日も、

いつだって、君の前では、 嘘をついた。
母として、 平気な顔をする。
 
そして私は、
「たいしたことでもない。」 と言う。
君が 不安そうな顔をしないように。

もしかしたら、 これも、
母としての 

‘わたしらしさ’ … なのかも知れない。

これからは、 
自分の心にも、
そっと、そよ風を通してみよう

「大丈夫です。」 と、 笑って…

子育てに悩み、 君に嘘をつきながら、
それでも、 母として過ごした わたしに
  
心に そよ風を

 

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